それはそうと、「悔しさ」は何やったか言うと、テニススクールに通うのは週に1回だけやったけど、学校終わって1回家に帰ってたら、スクールに間に合わんのですわ。
せやし、学校にラケットバック背負っていかなあかんっちゅう屈辱です。
最初の方は学校に持って行ってへんかってん。
そら恥ずかしいしな。
「大槻、テニスやってんの?」
「どっかスクール行ってるらしいやん」
バリウザかった。
ほっとけやって。ホットケーキ焼いとけやって。
めっちゃバカにされた。
でも、俺は、その「悔しさ」をバネに、ここまでやって来れてると言っても過言ではない。
思春期のあの時期に、意地とかプライドを捨てる勇気を持てたのは、後のテニスライフに繋がったと思う。
だから、テニスが出来る環境って、当たり前やないねん。
めっちゃ有り難いねん。
コートがある、相手がいる、ラケットがある、シューズがある、全部特別な事。
だから、俺は自分にとってテニスは特別。
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